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2018年02月20日

スペシャリスト 菅原が、貴社のIoT化を後押しします!

NFCとBeacon(ビーコン)の違いとは?

皆さん、こんにちは。
ジェーエムエーシステムズ(以下、JMAS)の菅原です。

前回のコラムでは、Beacon(ビーコン)の主な利用シーンについてお答えしました。

意外と知らない?Beacon(ビーコン)の主な利用シーン

前回までのコラムでBeacon(ビーコン)がどのようなものなのか解説しましたが、実際にどのようなシーンで活用されているのかご存じでない方もいるかと思います。Beacon(ビーコン)は、前回ご紹介したショッピングモールや上下水道処理施設の定期点検だけでなく、製造や物流現場など様々なシーンで活用することができます。

Beacon(ビーコン)が活用されるシーンは年々増えています。多くの企業で導入実績もございますので、Beacon(ビーコン)に関してご関心いただきましたら、ぜひご相談ください。

前回に引き続き、今回もお客様からいただいたご質問にQ&A形式でお答えしていきたいと思います。

Q1.NFCとBeacon(ビーコン)は似たようなものという認識でいいの?

A1.

NFCとBeaconは似ているようで全くの別物です。

まずNFCについて説明します。NFCとは「近距離無線通信(Near Field Communication)」という規格の略で、数センチから約1メートルほどの極めて短い距離を無線で通信する規格です。日常の中では主に、おサイフケータイやSuica、Edyといった非接触型の電子マネーカードなどで活用されています。

これに対してBeacon(ビーコン)は、建物内での位置の情報取得に優れており、数cmから最長10m程度の距離を通信する仕組みになっています。日常の中では主に、建物内の経路案内の表示や、ユーザーの位置情報の表示などで活用されています。

NFCとBeaconは、よく比較される対象となっていましたが、NFCがかざすといった能動的な検出を必要とするのと対照的に、Beaconは受動的な検出をするという点で全くの別物と考えられます。

BeaconとNFCNFCとBeaconの比較

ビーコン管理クラウドプラットフォーム“Beacapp”

弊社では「Beacapp」というスマートフォン・タブレット向けアプリの Beacon 対応を簡単・迅速に実現する法人向けクラウドサービスを提供しています。

「Beacapp」を利用すると新規に開発するアプリや、既に存在するアプリのBeacon対応に必要な開発費用や開発期間を大幅に削減することが可能です。アプリをBeacon対応させることにより、GPSよりもさらに近距離・高精度の位置情報をアプリで利用できます。

Beacon活用に関する事例もご紹介できますので、ご興味がございましたら、ぜひお問い合わせください。

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