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意外と知らない?Beacon(ビーコン)の主な利用シーン
皆さん、こんにちは。
ジェーエムエーシステムズ(以下、JMAS)の菅原です。
前回のコラムでは、Beacon(ビーコン)の種類と価格についてお答えしました。
Beacon(ビーコン)には様々なタイプがあり、手ごろな価格のものもあることをご理解いただけたと思います。
前回に引き続き、今回もお客様からいただいたご質問にQ&A形式で、お答えしていきたいと思います。
Q1.Beacon(ビーコン)はどのようなシーンで活用されているの?
A1.
主にO2O(Online to Offline)の場面で活用されています。
O2Oとは、オンライン上からオフラインである実地への行動を促す施策のことを言います。
アプリを立ち上げて探している情報を検索する必要がなく、Beacon(ビーコン)の電波エリアにスマートフォンが入れば、Beacon(ビーコン)のIDを受信してスマートフォンアプリの通知を行い、ユーザーにリーチします。もう少し身近な例を挙げると、大型のショッピングモール内でのインドアロケーション情報として利用されることが多いです。
Beaconが送信する識別情報は屋内の位置情報と紐づけることができるので、ショッピングモール内の何階の、どの店内か、どの売り場かといったロケーション情報を得ることができます。また、アプリケーションから得られたユーザーの属性、行動情報と、リアルな場所の情報があれば、さらに高度なカスタマーエクスペリエンスを提供することも可能になります。
上下水道処理施設の定期点検での活用事例
目的の点検箇所や設備に近づくと、予め設置しておいたBeacon(ビーコン)の電波をタブレット端末が受信し、点検箇所の位置や情報が視覚的に強調されます。広い点検エリアや、点検箇所を探しにくい現場での作業を効率化することができます。
また、見取り図による図示はヒヤリハットの報告や危険場所の通知、要員の所在位置や稼動状況の把握などにも転用することが可能です。
ビーコン管理クラウドプラットフォーム“Beacapp”
「Beacapp」を利用すると新規に開発するアプリや、既に存在するアプリのBeacon対応に必要な開発費用や開発期間を大幅に削減することが可能です。アプリをBeacon対応させることにより、GPSよりもさらに近距離・高精度の位置情報をアプリで利用できます。
Beacon活用に関する事例もご紹介できますので、ご興味がございましたら、ぜひお問い合わせください。