自社に最適なテレワークの方式は?~さまざまな方式をご紹介!~
みなさん、こんにちは。
ジェーエムエーシステムズの千田 美紀です。
前回のコラムでは、「テレワークの現状と課題」「セキュアブラウザがテレワークに適している理由」の2点についてご紹介しました。
今回のコラムでは、テレワークを実現するさまざまな方式をご紹介していきたいと思います。
テレワークを実現する、さまざまな対策
総務省の「テレワークセキュリティガイドライン 第4版」では、テレワークのセキュリティ対策について、以下の6種類に分類しています。
テレワークを実現する際には、自社の条件に合った方式を検討する必要があります。
具体的には、実施する人数や頻度、使用デバイス、データが機微情報か否か、クラウドアクセスかオンプレミスアクセスか 等です。
導入時のコストの問題も出てくるでしょう。セキュリティを強固にしようとすればするほどコストは高くなりますので、セキュリティとコストのバランスを取ることはとても重要です。
コスト面に関しては、本コラムの後半で「働き方改革推進支援助成金」について触れていますので、そちらも参考にしてください。
「仮想デスクトップ(VDI)方式」と「セキュアブラウザ方式」を比較!
その際に、お客様からよくご相談を受ける「仮想デスクトップ(VDI)方式」と「セキュアブラウザ方式」の違いについてご紹介します。
■仮想デスクトップ(VDI)方式
仮想デスクトップ(VDI)方式はPCと同様の利用ができ、社内で実施出来る全ての業務を実施可能です。また、端末にデータを保持しないため、セキュリティを含め、機能性という面では最もテレワークに適したツールの1つと言えます。ただしその分コスト負担が大きく、また、データ転送量が非常に大きいため、高速インターネット回線の利用が前提となります。
■セキュアブラウザ方式
セキュアブラウザ方式はPC/タブレット問わず、安価にテレワーク環境を整えることが出来ます。端末にデータを残さず安全にWebシステムにアクセスが出来ることはもちろん、データ転送量が少ないため、回線条件に左右されにくいことも特徴です。しかし、利用対象がWebシステムに限定される点は注意が必要です。
これらの方式はどれか1つに限定する必要はありません。
例えばネットワーク的に遮断された機微情報を扱う総務部門では仮想デスクトップ(VDI)方式、SFAやCRM等クラウドサービスを中心にアクセスする営業部門ではセキュアブラウザ方式、またはそのハイブリッド等、自社の条件に合わせ適切な方式を選択することがテレワークを成功に導く第一歩となるでしょう。
「KAITOセキュアブラウザ」で貴社のテレワークをサポート
また、サーバの用意なども不要です。「KAITOセキュアブラウザ」をインストールするだけで利用を開始することができます。
- 端末にデータを残さない
- 接続先サイトを管理
- 接続できる端末を制限(クライアント証明書をサポート)
- 初期費用なしで安価に導入が可能
「働き方改革推進支援助成金」を上手に活用!
例えば厚生労働省は、「働き方改革推進支援助成金」という制度を設けています。特に今年は、「新型コロナウイルス感染症対策のための助成」も受け付けが始まっています。
「KAITOセキュアブラウザ」は、用途によっては助成金制度の対象にもなるクラウドサービスです。新規にテレワーク導入を検討される方は、これらの助成金もうまく活用してみてはいかがでしょうか?
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