基調講演
「2018年の最新製品分解から見る巨大変化の兆し
~変化を読み取る力と実行するための姿勢をいかに身に着けるか~」
基調講演は、株式会社テカナリエ 代表取締役CEO 清水洋治 様をお招きし、
「2018年の最新製品分解から見る巨大変化の兆し
~変化を読み取る力と実行するための姿勢をいかに身に着けるか~」
をテーマに、ご講演いただきました。

株式会社テカナリエ 代表取締役CEO 清水 洋治 様
あらゆるエレクトロニクス製品を分解・分析し、蓄積された膨大な情報を基に、正しい現状認識を行っていく中で見えてくる「巨大な変化の兆し」を具体的な製品の分解を通し解説していただきました。
現在のスマホメーカーのシェアは、携帯電話が普及した2006年では想定できないプレーヤー(メーカー)がトップに登場しています。わずか干支一巡前、出荷台数シェアでトップに君臨していた日本の携帯メーカーは、気付けばトップ集団から退いています。
変化のサイクルが短いなかで、日本の企業がどう変わらなければならないのか。
自動車、スマートフォン、ドローン、カーナビなどの分解結果から見えてくる変化を解説していただきました。とても興味深く、考えさせられ、意義のある講演内容でした。
講演後の感想
- ハードウェアの進化について、自分の知らない内容でもあり、有意義な内容だった。
- 今後の危機感を感じずにはいられない内容で参考になった。環境に合わせて企業も変わっていくことが肝要だと感じた。
- デバイスからの視点で今後をとらえるのがこれまでなかった視点で面白かった。今後求められる人材像、グローバルな視点の必要性など、メッセージ性も強くとても興味深い内容だった。
社内研究会発表
「Design Sprint研究会活動報告」
社内研究会発表は、事業企画部 部長代理 中居郁が「Design Sprint研究会活動報告」をテーマに、講演しました。

事業企画部 部長代理 中居 郁
技術の底上げを図ることを目的とし、2018年4月にDesign Sprint研究会を立ち上げました。
この研究会は、Design Sprintのプロセスを実際に体験しながら習得し、製品企画や製品改良、顧客の課題解決など「業務に活かすことができる人」の育成を狙いとしています。
はじめに、デザイン思考とDesign Sprintの概要、研究会の目的と活動を紹介。そしてJMASのビジネスに向けた効果を、実際にお客様と一緒に行ったDesign Sprintのいくつかの事例を交え紹介しました。
講演後の感想
- アプリケーションを企画する際の新しいアプローチになりえると感じた。研究会に参加するにしても、実務に結び付くと思うとより積極的に取り組めると感じた。
- 新しい手法について積極的に取り組むこと、そしてそれが実際に案件獲得につながっていることが素晴らしいと思った。
- わかりやすく、内容も良かった。基調講演で提起された課題に対する一つの答えであるように思えた。
関連情報
- JMASカンファレンスとは?
- 第1部【基調講演】「2018年の最新製品分解から見る巨大変化の兆し
~ 変化を読み取る力と実行するための姿勢をいかに身に着けるか~」 - 2部【社内研究会発表】「Design Sprint研究会」活動報告
- 第3部【全社員参加型イベント】アイデアソン byワールドカフェ&懇親会