Amazon Rekognitionをさわってみた その1

こんにちは。岸本でございます。
 
実は、3月に社内のハッカソンのイベントがあり、
その際に、AWS re:Invent 2016で発表された
・Amazon Rekognition
を使う機会があったので、簡単に紹介したいと思います。

<Amazon Rekognitionとは>

 
簡単に説明すると、【画像認識】のサービスです。
大きくは、
・物体およびシーンの検出
・顔認識
├・顔分析
└・顔の比較
の機能を提供してくれます。
※詳しくは→Amazon Rekognition
 
グダグダ説明しても、よく分からないし、面白くないので、
早速、用意されているデモをやってみましょう。

<物体及びシーンの検出>

 
AWSのマネジメントコンソールにログインし、Rekognitionのページに行くと、
”Try Demo”のボタンがあるので、ポチッと。

 
早速、動きましたね。

 
・Skateboard
・Sport
・Person
・Parking
 
などなど、画像に含まれている要素を出してくれました。
ローカルの画像をアップロードしたり、
画像URLでも分析をかけられるようです。
※URLは”HTTPSである””クロスドメインアクセスが有効になっている”
などの制限があるようです。

<顔分析>

 
次は、顔分析いきましょー。
左ペインの”Facial analysis”をポチッとすると…

 
・性別
・年齢の範囲(2017/2/9にUpdate)
・笑顔
・髭などの有無
・目/口の開閉
 
が検出されましたね。
複数人が写った写真を使用しても、それぞれの顔を認識し分析をしてくれます。

<顔の比較>

 
最後に、顔の比較です。
左ペインの”Face comparison”をポチッと。

 
「左の画像の人を右の画像から検出する。」
というデモのようですね。
 
①画像から顔を認識
②顔を比較し、同一人物である可能性を出力
 
という感じでしょうか。
AWSのブログにもありますが、
セキュリティエリア入退出の認証などに使える可能性があるようですね。

<最後に>

 
以上がAmazon Rekognitionの基本機能となります。
 
・”撮影・投稿した写真への自動タグ付け”
・”撮影した写真の自動グループ分け”
なんかが出来そうな気がします。
 
APIを使うと、Collectionという要素も登場するので、機会を見つけて紹介させていただきます。
 
「○○な機能は無いの?」とかのご意見もあるかと思いますが、
AWSはフィードバックを受けて、進化・改善されます。
そんな意見をAWSにぶつけて、AWSと一緒に進化させていきましょう!!
 
今回は、基本機能を簡単に説明しましたが、
次回は他のサービスと組み合わせて紹介したいと思います。

<引用・参考>

 
https://aws.amazon.com/jp/rekognition/
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/amazon-rekognition-image-detection-and-recognition-powered-by-deep-learning/