JMASでは、“学習する風土”の一環として「オープンC」という取り組みを実施しています。通常、部署内で開催するカンファレンス(通称:C)ですが、他部署の方を招き入れ、各部署の取り組みを共有するとともに、社員間のつながりを深める場として、定期的に開催しているイベントです。

以前開催された事業企画部オープンCに続き、3月14日(水)に「金融ソリューション第1部オープンC」を開催しました。今回のテーマは「SDGsでワクワク未来構想」です。

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SDGsとは?
SDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2015年9月の国連サミットで採択され、国連加盟193ヶ国が2016年~2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。

今回のワークショップでは、このSDGsをベースにしたカードゲームを行いました。

■ワークショップ:2030 SDGsカードゲーム
SDGsには17の目標があり、例えば「貧困をなくす」「気候変動に対して具体的な対策をする」「人や国の不平等をなくす」などがあります。世界中がこの取り組みを始めれば、解決できる未来はそう遠くないように見えます。しかし、人間一人ひとりの人生において、お金が一番大事と考える人もいれば、自分の時間があることが何より幸せと考える人もいます。また、中には環境を守りたい人もいれば、貧困をなくしたいと考える人もいます。一人ひとり異なる価値観を持った人がいるこの世界で、どうしたらSDGsが掲げる17の目標を達成し、実現することができるのでしょうか?

今回のオープンCの前半では、現在から2030年までの道のりをシミュレーションし、17の目標を模したカードゲーム行いました。

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ルールは、2人1組で与えられたお金と時間を使ってプロジェクト活動を行い、最終的に全グループで17の目標を達成するというものです。

グループによって方向性が様々で、黙々と与えられたプロジェクトを達成していくグループもあれば、他のグループに手持ちの時間やお金を分け与え、プロジェクトの達成を託すグループもありました。
ゲームという身近な娯楽を通し「決まったルールに縛られず、与えられた課題を解決していく」という斬新なやり方には、とても驚かされました!

後半はワークショップの振り返りです。
ワークショップを通して感じたこと、気づいたことなど様々な意見を発表してもらいました。

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【参加社員の感想】

  •  今回、カードゲーム形式のワークショップを行うということで、気軽な気持ちで参加しました。しかし、実際に取り組んでみたら「今の自分にできること」「未来をより良いものにするためにどうしたらよいのか」といった、非常に考えさせられる内容でした。
  •  JMASカンファレンスの時に聞いた障がい者サッカーもそうですが、世の中をより良くする方法は自分が思っている以上に身近なところにあるのに、中々行動に移せないのは罪なことだと思いました。一般人がいきなり世界を変えるということは非現実的ですが、まずは自分の身近なところから良くしていければと思いました。
  •  現在や未来について考えるというと重いテーマという印象を持たれるかもしれません。しかし、SDGsというカードゲーム形式で進めていくことで、重い内容だとしても楽しく学び、しっかりとテーマに向き合って考えることができます。今回、とても貴重で良い体験ができたと思います。

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最後は各グループで今日一日の感想発表や、今自分にできることは何なのかを考え、これからの未来を良くしていくにはどうしていくべきなのかを話し合いました。

2030年という遠いようで近い未来。今の自分、そしてこれからの自分に何ができるのか?とても考えさせられる内容でした。

最後に、今回講師をつとめてくださった 株式会社 チームイノベーションの藤田珠代さん(写真:左)村田美穂さん(写真:真ん中、講師)竹内より子さん(写真:右)です。

大変貴重な時間をありがとうございました!

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