皆さん、こんにちは。
管理部 人事・総務グループの谷岡です。

暑さの未だ衰えない8月23日(木)、24日(金)に内々定者研修を行いました。
今回は2日間をフルに使って、「モバイルアプリのアイディアソン」を実施しました。

【1日目】企画・マーケティングの講義とテーマ発表

午前中は企画やマーケティングの基礎的な考え方を、外部講師の方より講義していただきました。「ゼロベース思考」「MECEE」「ロジックツリー」「3C分析」「SWOT分析」など、初めて触れる考え方や手法に、皆さん苦労していたようです。そのような中でも前向きに取り組む姿がとても印象的でした!

ひととおりの基礎的な考え方を学習していただいた上で、アイディアソンのテーマを発表しました。今回出題されたモバイルアプリのテーマは、「学生生活お役立ちアプリ」です。

1日目の午後からは、このテーマに沿ってアイディアをチームごとに出し合い、発表に向けて準備を進めていきました。

1日目の終わりの中間プレゼンの時点では、まだまだアイディアとして弱いものが多いように感じました。学生ならではの自由なアイディアが生まれるのを期待していましたが、「あっ!!」という斬新なものは、なかなか出てきませんでした。

どのチームも考えが煮詰まる中、ここで「上司役」となる先輩社員がアドバイザーとして登場しました!普段からモバイルアプリの企画や開発を行っている社員が、様々な視点でアドバイスを行いました。

【2日目】「学生生活お役立ちアプリ」のプレゼンと総評

この日、各チームは他チームの偵察からスタートしました。他チームの考えや狙いを聞いた結果、大きな方向転換を考えるチームも現れ、どのチームも最後まで気が抜けない様子でした。

時間が差し迫る中プレゼン内容を考え、上司役の先輩社員も交えて、資料の作成や発表の練習を行い、最後まで詰めの作業を行っていました。

午後はいよいよプレゼンタイムです。評価者は社長をはじめ、JMASの各部署の部長やマネジャーです。

ホワイトボードに絵を描いてみたり、寸劇を入れてみたり、数字を具体的に示して説得力を上げたりと、チームそれぞれの工夫が見られました。

また、1チーム発表が終わるごとに、評価者や他チームのメンバーから鋭い質問が次々に飛び出し、それによってまだ詰め切れていなかった部分が分かったり、より良いアプリにするためのヒントが得られたようでした。

研修を通じて企画することの難しさだけでなく、考え方の違うメンバー同士が自分の意見を正しく伝えることや、全員の意見を一つにまとめていくことの難しさを感じた方も多かったようです。

おわりに

今回はJMASの事業分野の中で、学生でもイメージしやすいモバイルアプリを企画してもらいました。

実際の仕事では、関わったことのない分野のお客様とのお付き合いも多くあると思います。しかしどんな場合であっても、相手の立場や考えを尊重し、お互いにとって利益になることを探って協力しようという姿勢は武器になるかと思います。

是非、今回得たものを仕事だけでなく、今後の人生に活かしていってください!