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2019年04月01日

2nd STEP 受発注システム 導入事例のご紹介

【BtoB 受発注システム 事例】アパレル用品の小売・卸業で販売代理店とのやり取りをEC化

※本カテゴリは、現在執筆者が変わっております。

皆さん、こんにちは。
ジェーエムエーシステムズ(以下、JMAS)の星です。

先日より弊社では、「2nd STEP 受発注サービス」の提供を開始しました。これは、BtoB企業における企業間取引、特に受発注業務をシステム化するサービスです。

ありがたいことに、既に数社の企業様からお問い合わせをいただいています。しかし、始めたばかりのサービスということもあり、

 こういうことはできるのか?
 他社のサービスとどう違うのか?

といったお問い合わせを多くいただきます。

そこで今回のコラムでは、実際にサービスをご利用いただいた企業様の事例をもとに、弊社の「2nd STEP 受発注サービス」をご紹介します。

企業間取引の電子化や受発注業務の最適化を検討されている方のご参考になれば幸いです。

【アパレル用品の小売・卸業 A社 事例】
事業拡大・業務効率化のために、人手に頼った受発注業務をシステム化

■概要

  • お客様(以下、A社)は、数多くの販売代理店との受発注業務を電話・FAX・メールで対応していた
  • A社は事業拡大の計画を立てていたが、手作業による受発注業務に多くのリソースを取られ、計画の進捗に遅れがでていた
  • そこでJMASからA社へ、販売代理店とのやり取りを電子化する提案をし、BtoBで利用できる受発注システムを構築した

■A社が抱えていた課題

  • 電話・FAX・メールでの受発注業務に多くのリソースがとられる
  • 受発注業務に多くの手間と時間を費やしているため、事業拡大の計画に遅れが発生していた
  • 創業以来多くの販売代理店と深い関係を築いていたため、A社と販売代理店との間で独自のルール・フローがあり、パッケージやクラウド型サービスでは対応できなかった
  •  事業拡大の一環で海外展開も視野に入れているが、海外展開へのノウハウがなかった

業務フローを変更することなく、企業間取引のシステム化を実現

企業間取引の電子化を進めるにあたりA社が最も大切にしたのが、既存の業務フローを大きく変更しないという点にあります。

A社は創業以来、多くの販売代理店と長いお付き合いのなか、各社と独自のルール・フローを築いてきました。企業間の取引では、企業同士の手間をいかに減らすかが重要であり、業務フローが大きく変わることは、逆に手間を増やすことになると考えました。

今回は業務フローを変更することなく、電話・FAX・メールでの手作業を電子化することが必須条件でした。A社ではJMAS以外にも、パッケージやクラウド型のサービスも検討しました。パッケージやクラウド型は機能や費用の面で評価できましたが、独自のルール・フローを変えないという点では、A社の要望に応えることはできなかったそうです。

そこで、JMASはカスタマイズが容易なプラットフォームを活用し、電子化プロジェクトを推進しました。

カスタマイズにより、業務フローを大きく変更せずに、受発注業務の課題を解消しました。また、JMASが独自で構築したテンプレートを活用したことにより、短期間でプロジェクトを推進できました

カスタマイズとテンプレートにより、業務フローを変えないEC化を短期間で推進できることも「2nd STEP 受発注サービス」の特長の1つです。

JMASが採用したプラットフォーム”Magento”について

今回、JMASは”Magento”というオープンソースのECプラットフォームを採用し、A社に提供しました。

”Magento”は標準機能が豊富な点や、今後対応を予定しているBtoCでもそのまま利用できるデザイン性を標準で備えています。また、PC・スマートフォン・タブレットなどで表示もできるレスポンシブル対応や、A社が計画している越境ECのニーズに対応できる点も評価しました。

A社では、既存の業務フローを変えることなく受発注業務をEC化し、基幹システムやその他の既存システムとの自動連携も実現しました。JMASは、”Magento”のカスタマイズの容易性、自社独自のテンプレートの活用で、お客様の課題を解決しました。

2nd STEP 受発注サービス」に関する資料もご用意していますので、ご興味がある方はお気軽にお問い合わせください。

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