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2021年01月06日

AIチャットボットがDXを加速する

製薬業でビジネス貢献するチャットボットの構築ポイント

2)QnA Makerの強化
QnA Maker自身も質問の言い回しの登録、類義語の登録、QnA Makerが返してくる評価をプログラム側で解釈し、ユーザに返すという演算を入れることで、QnA Makerをチューニングすることができます。

チャットボット

3)始めに製品を選択
製薬業、主に医薬の情報提供をする場合、異なる医薬品でも登録する質問と回答が、同じようなフォーマットでたくさん登録されてしまいます。工夫をしないとボットがどういう情報を返せばよいか、悩んでしまいます。

このような場合、必ずボットの方からどの製品について情報を聞きたいか、選択方式で提供し、製品を絞ったうえで、ユーザが質問をする、といった工夫をして精度をあげました。

チャットボット

4)ユーザが質問を選択
ユーザの質問に対し、まずは想定される質問を表示し、ユーザの方に選択してもらいます。復唱をすることで、ユーザと認識を合わせたうえで回答し、意図しない質問には回答しないようにしています。質問に対しいきなり答えを出してしまうと、認識相違が起こる可能性があるからです。

例えば、「適切な用量はどれくらい?」という質問に、あえて複数の質問を並べて表示し、ユーザから選んでもらうことで認識相違の発生を大幅に削減することができます。

チャットボット

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