JMASでは、“学習する風土”の一環として「オープンC」という取り組みを実施しています。通常、部署内で開催するカンファレンス(通称:C)ですが、他部署の方を招き入れ、各部署の取り組みを共有するとともに、社員間のつながりを深める場として、定期的に開催しているイベントです。

今回は「金融ソリューション本部オープンC」として、レゴブロックを使用したワークショップ「レゴ®シリアスプレイ®メソッド」を用いて、“仲間と共につくる「5年後のJMAS」”をテーマに取り組みました。

レゴ®シリアスプレイ®メソッドとは

レゴ®シリアスプレイ®メソッド(LEGO® SERIOUS PLAY® method)とは、大人が抱くビジネス等の重大な関心事に対し、レゴ®ブロックを使った「真剣なPLAY」を通して想像力や活力、インスピレーションを引き出し議論するために開発されたプロセスの名称です。
(引用:ライフ・ブレークスルー・ジャパン株式会社HPより)

まずはレゴの扱いに慣れる!

まずはスクリーンに映し出されたサンプルと同じように手元のパーツを組み立てるところからスタート!レゴに触るのは〇十年ぶり、という人も多かったようで、まずは扱いに慣れる、どんな組み立て方があるかを知るというところから始まりました。

また、ワークショップに必要なスキルの練習ということで、「とにかく手を動かす」「イメージして作るのではなく、とにかく手にしたものを積み上げる」ということにチャレンジ。
(レゴ®シリアスプレイ®メソッドでは、「頭の中で議論せず、とにかく手を動かして形を作っていく」ということが大切とのことです。)

各々が作った作品をもとに、相手の顔ではなく手元の作品を見ながらその作品に意味づけをして、チームのメンバーに説明するということもしました。

「わたしの強み」をテーマに、考え、言葉にして、共有

次に「あなたの、他の人とは違う“強み”は何だと思いますか?」をテーマに、作品を作り、作った作品に意味づけをして、自分の強みを語るためのストーリーを準備。

ここまでの流れで、自分が作った作品をもとに“強み”を語るのかと思っていたのですが、まさかの席替え!他の人が作った作品をもとに“強み”を読み取り、作品に込められた意味をくみ取って説明するということに。

自分の作品を他の人の視点で語ってもらうことで、自分が気づけない部分に気付くことができる、というのもこのワークのポイントのようでした。

「5年後のJMAS」をテーマに、チームで想い・認識を共有。ストーリーをつくる

そしていよいよ「あなたが実現したい、“5年後のJMAS”」をテーマにしたワークです。

これまでのワークで手を動かすことにもかなり慣れてきて、みなさんとてもスムーズに作品を作れるようになっていました。チーム内メンバーが作った各作品をもとに、チームとしての「5年後のJMAS」を表すストーリーを作成。作品への意味づけをし、チーム内で自分たちの作品への理解を深めました。

その後はグループをまたがって、ワールドカフェ形式でワークショップの結果を共有。他のチームが作った作品などから、新たな気づきを得られる部分も多かったようです。

【参加した社員の感想】

  • 普段接することがない他部署のメンバーとコミュニケーションをとるきっかけになって良かった。
  • 今回のワークショップに取り組むことで、自分自身の強みやJMASへの想いを改めて認識する良い機会になった。
  • 普段使わない頭の部分を使ったからかとても疲れたが、良い刺激になった。
  • みんなが社内にも社外にももっと目を向けて、いろいろな視点から物事を見ることができるようになってほしいと思った。

今回参加して感じたのは、

“JMASにはこれまでに培った経験・ノウハウがあり、これらはとても大切な財産であると考えている。
今後のJMASの基盤となるのはこれらの経験・ノウハウであり、これを基盤にしつつ新たな事業にもチャレンジしながらJMASを大きくしていきたい”

という、共通の想いがあるということでした。

最後は各々が描いた「5年後のJMAS」を実現するために、「自分ははじめの一歩として何をするか?」を記入。この「はじめの一歩」が5年後の明るいJMASに繋がることを期待させてくれる内容でした。

今回講師をつとめてくださったライフ・ブレークスルー・ジャパン株式会社 代表取締役社長のローレンス佐藤さん(写真中央)と、スタッフのみなさん、大変貴重な時間をありがとうございました!