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2017年10月24日

製造/物流現場の課題を解決する秘密道具!現場IoT7つ道具

現場実態の無駄な動きを可視化【1.位置分析】

皆さん、こんにちは。
ジェーエムエーシステムズ(以下、JMAS)の袖嶋です。

前回のコラムでお話しした「現場IoT7つ道具」について、今回から全7回にわたってご紹介していきます。

第1弾は「L:位置(Location)」をご紹介します。

ここが難点!お客様のお悩みポイント

皆さまは工場を管理する中で、「無駄のない効率的な作業指示をするにはどうしたらよいのだろう?」「稼働効率を適正化したいけど、どのような取り組めを進めればいいのか…。」などと、悩んだ経験はございませんか?

今挙げた例は、弊社が実際にお客様からご相談を受けたお悩みです。このような場面に心当たりがあるという方は、少なからず皆さんの中にもいらっしゃるかと思います。
現場IoT7つ道具」を活用すれば、このようなお悩みを解決し、効率的な作業環境を作ることは可能です。

JMAS現場IoT第1の秘密道具
「L:位置(Location)」はこんなことができる!

現場IoT7つ道具」の「L:位置(Location)」は、人や物を追跡し、人・物・荷役機器等の所在や動線を把握、可視化することができます。
実際にどのような方法で現場の状況を可視化するのか、ご紹介します。

敷地や施設内の各所に発信機(Beacon端末)を複数設置し、受信機を持った人・モノ・荷役機器が各ポイントを通過すると所在を自動で検知します。

検知したデータは集約され、所在・動線や移動距離、時間帯別の稼働率といった様々なデータを可視化することができます。


各適用シーンによって得ることができる期待効果をまとめましたので、ぜひ、ご参考にしてみてください!

「フォークリフトの所在」と稼働効率アップ
<ヤンマーキャステクノ様 事例>

では、実際に「L:位置(Location)」を活かしたヤンマーキャステクノ株式会社(以下、ヤンマーキャステクノ)様の事例をご紹介します。

目的・ねらい

  • スマートファクトリー化に向けた取り組みの一環として、14台のフォークリフトの稼働実態を可視化し、運用効率を改善するための施策を検討する

選定理由

  • Beaconを活用したフォークリフトの動線解析に実績がある
  • 現地調査からBeacon検知アプリの開発、Beaconの取り付け作業、データ収集、分析、レポート作成、コンサルティングまでをトータルに支援してくれる
  • Beaconを活用した実証実験を低コストに実施できる

 

成果

  • フォークリフトの運用効率を改善するためのさまざまな洞察を獲得できた
  • Beaconを活用した実証実験を通じてIoTの技術と現場改善のノウハウを蓄積できた

 
詳しくはこちらをご覧ください。

※「IoT7つ道具」は株式会社日本能率協会コンサルティングの登録商標です。

IoT道具7つ道具

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