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2017年11月07日

製造/物流現場の課題を解決する秘密道具!現場IoT7つ道具

チョコ停や不良品発生などのトラブルを未然に防ぐ【3. 場面分析】

皆さん、こんにちは。
ジェーエムエーシステムズ(以下、JMAS)の袖嶋です。

■前回コラムの内容

前回のコラムでは「現場IoT7つ道具」の「O:作業(Operation)」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

作業員への負担や非効率的な作業を可視化【2.作業分析】

作業員への負担や非効率的な作業を可視化し対策することは、製造/物流現場おいても大切なことです。もし、この内容においてご質問やご不明点、ご相談などがございましたら、是非一度お問合せください。

さて、前回に続いて本コラムでは「現場IoT7つ道具」の「S:場面(Situation)」をご紹介していきます。

ここが難点!お客様のお悩みポイント

皆さまは工場内でトラブルが発生した時、どのように対応していますでしょうか?

トラブル発生時、「行っていた作業の工程にいつもと違う状況はなかったか」「過去に似たようなトラブルが発生したことはないか」など、様々な観点から原因の追究をすると思います。

こんなトラブル発生時には「S:場面(Situation)」を活用することで、トラブルを素早く解決に導くことができます。

JMAS現場IoT第3の秘密道具
「S:場面(Situation)」はこんなことができる!

現場IoT7つ道具」の「S:場面(Situation)」は、不良や故障等発生時の状態・状況を把握し、その瞬間を記録します。

実際にどのような方法で状態・状況を把握するのか、ご紹介します。

既存設備にシグナルタワーや光感知センサ、重量計、赤外線通信などのデバイスを外付けすることで、最新設備である必要は一切なく、データを収集します。
いつでもどこでも設備の稼動状況を見える化し、現場オペレーションの最適化や最適保全に繋げることができます。

これらのデバイスやカメラから収集したデータをクラウドサービス上に蓄積し、稼動中の機械に異常があった場合や不具合発生時に、手持ちのデバイスへ警告の通知が入ります。

原因調査に際しては、カメラの映像によって外部設備の状態を確認し、機械の温度変化や稼動状況はセンサによって検知することができるため、従来の調査よりも短時間で現状の把握が可能です。

また、蓄積されたデータからは利用実態に基づく改善提案や製品/サービス強化、生産性の評価などに無駄なく再利用することができます。

各適用シーンによって得ることができる期待効果をまとめましたので、ぜひ、ご参考にしてみてください!

おわりに

いかがでしたでしょうか?

不良や故障等発生時の状態・状況に万が一陥った時に「S:場面(Situation)」を活用することで、トラブルも迅速に解決に導くことが可能です。
もしもの時を考えて、定期的に過去の振り返りや事後対策に取り組んでみてはいかがでしょうか!

今回ご紹介した「S:場面(Situation)」についてご質問やご不明点、ご相談などがございましたら、是非一度お問合せください。

※「IoT7つ道具」は株式会社日本能率協会コンサルティングの登録商標です。

IoT道具7つ道具

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