JMAS(JMA SYSTEMS Corporation) JMAS(JMA SYSTEMS Corporation)
2017年12月19日

製造/物流現場の課題を解決する秘密道具!現場IoT7つ道具

ヒヤリハット・赤チン災害・事故を未然に防ぐ【5. 危険分析】

皆さん、こんにちは。
ジェーエムエーシステムズ(以下、JMAS)の袖嶋です。

■前回コラムの内容

前回のコラムでは「現場IoT7つ道具」の「C:数量(Count)」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

完成品数・不良品数の計測作業を効率化【4. 数量分析】

やはり、完成品数・不良品数の計測や、棚卸しといった時間がかかる作業も効率的に行いたいと思います。そのような時には「現場IoT7つ道具」の「C:数量(Count)」を活用することで、数量計測の工程を簡略化することが可能です。

もし、この内容についてご質問やご不明点、ご相談などがございましたら、是非一度お問合せください。

さて、前回に続いて本コラムでは「現場IoT7つ道具」の「H:危険(Hazard)」をご紹介していきます。

危険分析イメージ

ここが難点!お客様のお悩みポイント

作業中にトラブルが起きた際、「ヒヤリハットの発生を抑える工夫をしたい」「事故防止のための予防策を確立したい」などといった下図のような事を考えたことはありませんか?

危険に関する課題・ニーズ
しかし、トラブルを収束するまでに多くの復旧時間や人手を費やしてしまい、今後の対策を考えることに手が回らないというような状況の方も多いのではないでしょうか?

現場安全の追及は永遠の課題です。日々実施、日々改善を継続する上で重要なのは、安全活動を定着する「サイクル」です。

なぜ定着しない?安全活動サイクル

では、なぜこのような安全活動サイクルがなかなか定着しないのでしょうか?
これには、以下のような理由が挙げられます。

  • マニュアル作成に手間がかかる
  • マニュアルが浸透しない
    →再発・訓練に手間がかかる
  • 赤チン災害を分析しきれない
    →再発・重症化する
  • ヒヤリハット報告が定着しない
  • ヒヤリハット報告やワンポイントレッスンが活用されてない

このような状況の改善に役立つのが「現場IoT7つ道具」の「H:危険(Hazard)」です。
「H:危険(Hazard)」を活用することで見直すポイントを簡単に洗い出したり、トラブルに対する予防策を練っておくことができます。

JMAS現場IoT5の秘密道具
「H:危険(Hazard)」はこんなことができる!

「H:危険(Hazard)」は、危険な場所における警告や不安全行動を認識し、危険をナレッジ化することができます。
この「発生時に記録する」「事前に学習する」「その場で確認する」サイクルを回すことで、再発しない安全対策に繋げることが可能になります。

現場の安全活動を維持するサイクル現場の安全活動を維持するサイクル

「H:危険(Hazard)は、製造/流通現場のほか、医療現場でも活用することが可能です。

活用事例(転倒検知と緊急通報)

転倒検知と緊急通報

  • 施設の天井にBeacon端末を設置し、場所認識に利用する
  • 職員は巡回時、スマートフォンを持ち歩く
  • スマートフォンのセンサーにより転倒を検知し、一定時間以上動作がない場合、救助要請を他の職員、及び警備室のスマートフォンに救助要請の通知が届く
  • 救護者の端末では、直近居た場所(2ヶ所)の施設内地図と時間を確認することができる

この他にも、医療現場内での活用方法をご紹介しています。
病院内のナビゲーション(東京慈恵会医科大学 様)

おわりに

いかがでしたでしょうか?

やはりどんな現場でも”安全第一”は徹底する必要があります!
「H:危険(Hazard)は、事故の再発防止に特化しており、製造/物流現場以外でも安心・安全な環境作りに役立てることができます。

今回ご紹介した「H:危険(Hazard)」についてご質問やご不明点、ご相談などがございましたら、是非一度お問合せください。

※「IoT7つ道具」は株式会社日本能率協会コンサルティングの登録商標です。

IoT道具7つ道具

関連製品