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2017年12月12日

製造/物流現場の課題を解決する秘密道具!現場IoT7つ道具

完成品数・不良品数の計測作業を効率化【4. 数量分析】

皆さん、こんにちは。
ジェーエムエーシステムズ(以下、JMAS)の袖嶋です。

■前回コラムの内容

前回のコラムでは「現場IoT7つ道具」の「S:場面(Situation)」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

チョコ停や不良品発生などのトラブルを未然に防ぐ【3. 場面分析】

突如起こるチョコ停や不良品発生といったトラブルは、迅速に対応・解決したいものです。そんな時には「現場IoT7つ道具」の「S:場面(Situation)」を活用することで、対応・解決だけでなく、予防策を練ることも可能です。

もし、この内容についてご質問やご不明点、ご相談などがございましたら、是非一度お問合せください。

さて、前回に続いて本コラムでは「現場IoT7つ道具」の「C:数量(Count)」をご紹介していきます。

数量分析イメージ

ここが難点!お客様のお悩みポイント

皆さんは、工場の現場管理をする中で、下図のような課題・ニーズはございませんか?

数量に関する課題・ニーズ

特に、

 ・詳細な人員計画を立てても、思うように作業の工程が進まない
 ・不良品数がどれくらい出ているのかリアルタイムで把握したい

といったお話は、お客様からよくご相談を受けます。

そんな時には「現場IoT7つ道具」の「C:数量(Count)」を活用することで、このようなお悩みを解消へと導き、スムーズに作業を進めることが可能です。

JMAS現場IoT第4の秘密道具「C:数量(Count)」はこんなことができる!

「C:数量(Count)」は、出来高・不良・仕掛在庫 等を自動で数え上げ、数量把握することができます。

それでは、実際の使用例をご紹介します。

■不良品の計測方法

1.重量センサーによる検知

・不良品カゴ(手戻り品カゴ)の下に重量センサーを設置します。
・カゴにボルトなどの不良品が入れられると重量の増加を検知し、「不良発生」の信号を発信します。

重量センサーイメージ画像

重量センサーイメージ画像

2.マーカーの監視による検知

・不良品カゴ(手戻り品カゴ)内部の底部分に、マーカーを複数印刷した紙を張り付けます。
・カゴの内部を撮影し、マーカーの検出個数を監視します。
・カゴに入れられた際にマーカーが隠れたことを検知し、「不良発生」の信号を発信します。

マーカーイメージ画像

マーカーイメージ画像

おわりに

このように、重量センサーやマーカーの監視による検知により、完成品・不良品の計測を簡略化することができます。この結果、完成品/不良品の比率の把握や、時間のかかる棚卸しといった作業もスムーズに行うことが可能です。

今回ご紹介した「C:数量(Count)」についてご質問やご不明点、ご相談などがございましたら、是非一度お問合せください。

※「IoT7つ道具」は株式会社日本能率協会コンサルティングの登録商標です。

IoT道具7つ道具

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