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2017年12月19日

製造/物流現場の課題を解決する秘密道具!現場IoT7つ道具

既存の設備機器で現場IoT化を促進!【6. 稼動分析】

皆さん、こんにちは。
ジェーエムエーシステムズ(以下、JMAS)の袖嶋です。

■前回コラムの内容

前回のコラムでは「現場IoT7つ道具」の「H:危険(Hazard)」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

ヒヤリハット・赤チン災害・事故を未然に防ぐ【5. 危険分析】

いつ、いかなる場合に起こるか分からない事故に対して、解決策や未然防止策は常に持っておきたいものです。そのような時には「現場IoT7つ道具」の「H:危険(Hazard)」を活用することで、安全活動の「サイクル」を定着することができます。

もし、この内容についてご質問やご不明点、ご相談などがございましたら、是非一度お問合せください。

さて、前回に続いて本コラムでは「現場IoT7つ道具」の「A:稼動(Availability)」をご紹介していきます。

ここが難点!お客様のお悩みポイント

既の設備・機器から稼動状況のデータを既に取得している、もしくはこれからデータを取得したいと検討している中で、下図のような課題・ニーズはございませんか?

特に、

  • 今の設備のまま、取得した膨大なデータを活用できるようにしたい
  • 稼動状況を把握したいが、新しい設備への買い換えにコストをかけるのは難しい

 
といったお話は、お客様からよくご相談を受けます。

そんな時に「現場IoT7つ道具」の「A:稼動(Availability)」を活用すれば、集めたデータを効率的に分析したり、既存設備のままで稼働状況を把握することが可能になります。

JMAS現場IoT第6の秘密道具
「A:稼動(Availability)」はこんなことができる!

「A:稼動(Availability)」は、外付け&コンパクトなIoTで、旧型の設備のままでも設備や機器の稼動・不稼働を把握し、レトロフィットすることができます。
このため、最新設備に入れ換えなくても、現在使用している設備のままでスマートファクトリー化することが可能です!

<古い機種でもOK>
外付け設置が可能なデバイスにより、最新設備に買い替える必要がなく、古い設備をそのまま使って、遠隔監視を実現します。

<多種ばらばらでもOK>
外付け設置が可能なデバイスにより、設備の機種がばらばらでも、統一した監視が可能になります。

<遠くにあってもOK>
現場まで行かなくても、設備の状態を把握することが可能になります。

<急ぎ復旧にもOK>
不具合が起きれば迅速に原因を検知し、サポート部隊が修繕作業に入ることができるため、ダウンタイムを大幅に短縮できます。
稼動分析により、以下のようなデータを収集することが可能になります。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか?

「A:稼動(Availability)」を使えば、最新設備に換えることなく旧設備のままでも膨大なデータの分析・処理を安価、スピーディーに実現することができます。

今の設備をもっと生かせる「A:稼動(Availability)」のような方法を検討することも、データの分析・処理における課題を解決する一つの手段になるかもしれません。

今回ご紹介した「A:稼動(Availability)」についてご質問やご不明点、ご相談などがございましたら、是非一度お問合せください。

※「IoT7つ道具」は株式会社日本能率協会コンサルティングの登録商標です。

IoT道具7つ道具