Amazon QuickSight BootCamp
〜BI・データ分析基盤の構築にチャレンジ~
先日、アマゾンウェブサービスジャパン合同会社様の会議室にて、JMAS主催「Amazon QuichSight Bootcamp」を実施しました。
JMASの専門家がお客様の課題やデータに合わせて、一緒にBI環境を考えます。分からないことは、どんどん質問してください。業務に役立つBI基盤を実現するために、一緒にGOALをめざします。
今回のコラムでは、そのイベントの模様をお届けします。
INDEX)
「Startup Amazon QuickSight Bootcamp」は、スタートアップ企業を対象としたワークショップ形式のイベントです。参加企業様ごとの実データを用い、参加者ご自身でAmazon QuickSightでBI環境を実装していただきます。
当日は、以下のようなユースケースでの利用を想定し、参加企業のAWS環境でAmazon S3もしくはAmazon Redshiftを用いて構築していきます。
ユースケース例)
- 売上分析
- 購買コスト分析
- 顧客行動のログの可視化
- 顧客向けダッシュボードの構造
参加者ご自身で、“短期間”にユースケースを実装できるよう、JMASのAmazon QuickSightスペシャリストやAWSのスタートアップソリューションアーキテクトが対面で手厚くサポートします。
また、ビジネスで利用できるデータ分析基盤に必要なステップやスキルもアドバイスします。
※「Amazon QuichSight」は、Webブラウザで閲覧可能なクラウド型のフルマネージドBIサービスです。小規模から始めたい企業、可用性・高セキュリティを求めるエンタープライズ企業まで、幅広く活用されています。
こちらのブログでも説明しています。
Amazon QuickSightでBIを始めよう 第1回<基礎編>
https://www.jmas.co.jp/column/2021/10/5539
日時:2023年11月9日10時~18時
主催:株式会社ジェーエムエーシステムズ
(共催) アマゾンウェブサービスジャパン合同会社
場所:目黒セントラルスクエアAWSオフィス24F
参加費:無料
今回は、5社のスタートアップ企業様に参加いただきました。
〇RoboMarketer 株式会社 様
https://roboma.io/
〇WHILL株式会社 様
https://whill.inc/jp/
〇株式会社 KOMPEITO 様
https://kompeito.co.jp/
〇株式会社クリーンエナジーコネクト 様
https://cleanenergyconnect.jp/
〇株式会社フーディソン 様
https://foodison.jp/about-us/
▼当日のAgenda
Time | Contents |
10:00 ~ 11:00 | オープニング・ガイダンス |
11:00 ~ 11:45 | CheckPoint1:今⽇のGOALを決める |
11:45 ~ 12:30 | もくもく作業(がんがん相談してください) |
12:30 ~ 13:30 | ランチ休憩 |
13:30 ~ 16:30 | もくもく作業(がんがん相談してください) |
16:30 ~ 17:00 | CheckPoint2:成果物をJMAS担当に披露し、NEXT GOALを宣言する |
17:00 ~ 17:30 | クロージング・記念撮影・アンケート |
17:30 ~ 18:30 | 質問したい方はどうぞ。ビジネスネットワーキング |
さぁ、みなさんでやってみよう!(基本形の一例)
S3もしくはRedshiftにデータがある状態からスタート
QuickSightからデータソースへ接続する
- 「Amazon QuickSight 接続の例」 ※S3、Redshiftに限らずいろいろ
- 特にRedshiftはこちらのハンズオンが参考になります
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/quicksight/latest/user/connecting-to-data-examples.html
https://pages.awscloud.com/JAPAN-launch-GC-RedshiftServerless_Handson-2022-reg.html
分析の準備をする (フィールド整え、テーブル結合、計算など)
- 「Amazon QuickSight でのデータの準備」
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/quicksight/latest/user/preparing-data.html
分析を作って見える化する(ビジュアル配置、項目設定、動きつけ、見栄え調整など)
- 「Amazon QuickSight でのデータの視覚化」
- 「Amazon QuickSight のビジュアルタイプ」
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/quicksight/latest/user/working-with-visuals.html
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/quicksight/latest/user/working-with-visual-types.html
見せるべき人へ共有する/見たいものを見る
- ダッシュボードとして共有、ブックマーク
- 利用者管理、フォルダ分け
- AWSアカウント分離、namespace分離
今回は、6名の方が参加され、そのうち5名の方は、Amazon QuickSightを初めて使う方でしたので、最初はマンツーマンで進めました。
Japan目黒オフィスの会議室の壁は、すべてホワイトボードになっていて、そこに各参加企業の目的、ねらい、構成図などを書き、今日のGOALを宣言してもらいました。
JMAS担当者、AWSのSAの方が総出で参加者の実現したいことを一緒に考えます。
16:30 CheckPoint2の頃には、みなさんそれぞれの今日のGOALに到達することができました。
今回のイベントは、みなさんに満足していただけたようです!
Q:Bootcampを体験し、運営について良かった点、改善した方が良い点がありましたら、ご記入ください。
“サポート体制が非常に良かったです。ほとんど知識がない状態で参加したのですが、QuickSightの使い方だけでなく、その裏側の設計までも学ぶことができました。スケジューリングもちょうどよく、アウトプットを振り返ることができて、定着が促進したと思います。“
“QuickSight を実際に自社サービスにどう組み込めばよいのかの課題も明確になり、実現までのある程度の道筋がたてられたのがよかった。
また、QuickSight に限らず、自社の ETL システム全体を見越したシステムアーキテクトの部分も相談できたのがよかった。“
結果として、参加いただいたお客様はすべてAmazon QuickSightの検証を進めることができ、JMAS様が日頃から品質の高いご支援をされていることを強く感じました。
このイベントを通して、スタートアップの企業様との親和性を高く感じましたので、今後ともスタートアップのお客様をご支援いただけますと幸いです。
スタートアップソリューションアーキテクト 岸田 晃季
まだ未体験のスタートアップの皆様にもJMAS様の伴走支援を体験できる機会として、ご活用いただけると幸いです。
スタートアップソリューションアーキテクト 野口 真吾
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■データ分析基盤 開発支援
・最初の設計、構築だけはお願いしたい
・データ連携、DWH構築だけお願いしたい
■データ分析基盤 伴走支援
内製開発を進める中で、適宜技術支援、教育支援をしてほしい
AWSの運用はJMASにご相談ください!!
■AWS構成、契約アドバイス
定期的にAWSの構成が最適かどうか、問題がないか、コスト削減の可能性があるかをアドバイスしてほしい
■AWSインフラ保守運用
AWSインフラ基盤の保守、監視運用部分だけはお願いしたい
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