製造/物流現場の課題を解決する秘密道具!現場IoT7つ道具
ヒヤリハット・赤チン災害・事故を未然に防ぐ【5. 危険分析】
皆さん、こんにちは。
ジェーエムエーシステムズ(以下、JMAS)の袖嶋です。
前回のコラムでは「現場IoT7つ道具」の「C:数量(Count)」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
やはり、完成品数・不良品数の計測や、棚卸しといった時間がかかる作業も効率的に行いたいと思います。そのような時には「現場IoT7つ道具」の「C:数量(Count)」を活用することで、数量計測の工程を簡略化することが可能です。
もし、この内容についてご質問やご不明点、ご相談などがございましたら、是非一度お問合せください。
さて、前回に続いて本コラムでは「現場IoT7つ道具」の「H:危険(Hazard)」をご紹介していきます。

ここが難点!お客様のお悩みポイント

現場安全の追及は永遠の課題です。日々実施、日々改善を継続する上で重要なのは、安全活動を定着する「サイクル」です。
なぜ定着しない?安全活動サイクル
これには、以下のような理由が挙げられます。

- マニュアル作成に手間がかかる
- マニュアルが浸透しない
→再発・訓練に手間がかかる - 赤チン災害を分析しきれない
→再発・重症化する - ヒヤリハット報告が定着しない
- ヒヤリハット報告やワンポイントレッスンが活用されてない
このような状況の改善に役立つのが「現場IoT7つ道具」の「H:危険(Hazard)」です。
「H:危険(Hazard)」を活用することで見直すポイントを簡単に洗い出したり、トラブルに対する予防策を練っておくことができます。
JMAS現場IoT5の秘密道具
「H:危険(Hazard)」はこんなことができる!
この「発生時に記録する」「事前に学習する」「その場で確認する」サイクルを回すことで、再発しない安全対策に繋げることが可能になります。

「H:危険(Hazard)は、製造/流通現場のほか、医療現場でも活用することが可能です。
活用事例(転倒検知と緊急通報)

- 施設の天井にBeacon端末を設置し、場所認識に利用する
- 職員は巡回時、スマートフォンを持ち歩く
- スマートフォンのセンサーにより転倒を検知し、一定時間以上動作がない場合、救助要請を他の職員、及び警備室のスマートフォンに救助要請の通知が届く
- 救護者の端末では、直近居た場所(2ヶ所)の施設内地図と時間を確認することができる
この他にも、医療現場内での活用方法をご紹介しています。
・病院内のナビゲーション(東京慈恵会医科大学 様)
おわりに
やはりどんな現場でも”安全第一”は徹底する必要があります!
「H:危険(Hazard)は、事故の再発防止に特化しており、製造/物流現場以外でも安心・安全な環境作りに役立てることができます。
今回ご紹介した「H:危険(Hazard)」についてご質問やご不明点、ご相談などがございましたら、是非一度お問合せください。
※「IoT7つ道具」は株式会社日本能率協会コンサルティングの登録商標です。