内製化の最適解は「BizDevOps」とAWSパートナーとの連携
皆さん、こんにちは。
JMASの島田です。
AWSコンサルティングパートナーであるJMASは、アマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)の「内製化支援推進AWSパートナー」プログラムに2022年10月より参加することになりました。
今回のコラムでは、内製化にまつわる以下の内容について、ご紹介します。
【INDEX】
システム開発・運用を中心に専門企業へ外部委託し、社内リソースをコア業務に集中することで、企業の競争力強化をはかる企業は多くあります。しかし、IT関連のコスト増加や障害発生時の対処の遅れ、市場変化への迅速な対応ができない、といった課題が生じることもあり、昨今では外部に委託していた業務を自社で行う内製化が注目されています。 これまで外部委託を行っていたユーザー企業が、いざ内製化を実施しようとしても以下のような課題に直面します。- 自社にIT人材がいない
- 技術力が足りない
- 旧来のシステム構成により、設備投資が発生する
- どの部分までを自社でやるべきか決めきれない
そして、ここ数年でよく見聞きするようになった言葉にBizDevOpsがあります。これはシステムの開発(Dev)部門と運用(Ops)部門が密に連携するDevOpsに、ビジネス(Biz)部門を加えた3者が協調してIT化を推進する概念であり、ビジネスを成功させる上での重要な要素の1つになっています。
ユーザー企業はまず、Biz部分の担当者を任命し、育成に取り組むことも重要なポイントとなります。
自社で開発、運用の人材を雇用することが難しい場合、一部を社外リソースに頼ったとしても、Bizの部分はユーザー企業自身がオーナーシップを持ち、自らの意思決定の権限と責任のもと実施することができれば、ビジネスの最適化をスピーディーに実現することができます。そして、クラウドをうまく活用することで、設備投資や運用費も大幅に抑えることができます。システムの開発(Dev)と運用(Ops)は、クラウドに対する深い知見と、多くの経験を保有するAWSパートナーと連携し、ビジネス(Biz)は、ユーザー企業がオーナーシップを持って進めることが、現時点で「内製化」を素早く実施するための最適解と考えられます。


AWS活用支援サービスの詳細につきましては、下記のURLからご参照ください。
https://www.jmas.co.jp/aws/insourcing/
JMASは、AWS Well-Architected※に裏づくAWSベストプラクティスに加え、経験に基づく最適なAWSの使い方をご提供します。お客様の内製化に関わるさまざまな課題をお客様とともに解決し、お客様が自らIT化を推進していけるよう、AWSとともに支援します。
AWS活用や内製化に課題をお持ちの方は、お気軽にご相談ください。
※)AWS Well-Architected とは、6 つの柱 (優れた運用効率、セキュリティ、信頼性、パフォーマンス効率、コストの最適化、持続可能性) に基づいて、お客様とパートナーがアーキテクチャを評価し、スケーラブルな設計を実装するための一貫したアプローチを提供するもの
2021年2月に以下のコラムでも紹介しています。
https://www.jmas.co.jp/column/2021/02/5457