事例から考察!スマートデバイスを活用した業務システム構築ノウハウ
第5回 Beaconの導入事例!G空間EXPO2014公式アプリ
こんにちは。
ジェーエムエーシステムズ(以下、JMAS)の中居 郁です。
先日(11月11日)にリリースしました新サービス「Beacapp」がG空間EXPO2014公式アプリに採用されました。
「Beacapp」とは、スマートデバイス向けアプリを簡単・迅速にBeacon (ビーコン)に対応させる法人向けクラウドサービスです。
アプリをBeacon(ビーコン)に対応させることにより、任意の場所に設置したBeacon(ビーコン)端末からの相対距離を取得することで、GPSが利用できない屋内でも位置情報が利用できます。O2O(Online to Offline)サービスで注目を集めている位置情報を検出できる近距離通信技術です。
今回のコラムでは、実際に「Beacapp」を活用していただきましたG空間EXPO2014(日本科学未来館)の模様をレポートします。会場で宝探しができるイベントで「Beacapp」が活用されました。
■G空間EXPOアプリで宝さがし!


レーダーや位置のヒントを頼りにしながらお宝をさがします。お宝に近づくと、お知らせがポップアップ表示されました。
「●●●に接近しました!」
また、お宝リストにも「接近中」の表示がされます。お宝の中には秘密の番号が書いてあり、それをアプリに入力すると、「お宝を見つけました!」これで完了です。

お宝探しをしながらイベント会場を散策していても、お宝の近くに来たら「Beacapp」がすぐに知らせてくれるので便利でした。これならお宝探し以外にも会場を楽しみながら行動できます。

ヒントを見てみると、Gガール…?このお宝は動き回ってるようです。
周りを見渡すとGガールらしきお姉さんを発見!無事、Gガールから秘密の番号を教えてもらうことに成功しました。

このように、設置できるものや持ち運び可能なものなどBeacon(ビーコン)には種類がたくさんあるんですね。用途に合わせていろいろと選ぶことができそうです。グループでわいわいと宝探しを楽しんでいる方々もいらっしゃり、Beacon(ビーコン)を身近に体験することができたのではないでしょうか。
■「Beacon(ビーコン)活用の最新ビジネス事例とこれから。」
そして、「Beacapp」の紹介とデモンストレーションが行われました。
管理画面からG空間アプリにその場でイベント登録を行い、実際にBeacon(ビーコン)を近づけるとアプリ画面にポップアップが表示される様子がデモンストレーションされました。「Beacapp」を用いてBeacon(ビーコン)連携アプリを短期間で制作できることが伝わる実演でした!
「Beacapp」は以下のようなシーンでご利用いただけます!Beacon(ビーコン)活用にご関心のある方は、ぜひ、お問合わせ下さい
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設備管理や点検に | 出退勤・受付・予約に |
点検項目や点検箇所を自動的に表示し、 作業効率・正確性を高めます。 |
出退勤や設備利用予約を自動化し、 情報配信の効率化や利用者の待ち時間削減に貢献します。 |
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行動解析・状況把握に | エリア限定の機能制限に |
特定エリア内のリアルな位置情報を 収集・行動解析をすることで、 業務改善を支援します。 |
特定エリアのみアプリの起動を許可、 またはアプリの一部機能(例えばカメラなど)を制限することができます。 |
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施錠・照明・空調管理に | ショールームの自動ガイドに |
施設の利用状況の実態を把握し 照明・空調の無駄遣いの抑止や稼働率の 向上につなげます。 |
特定エリアにおいて最適な 情報配信・表示を実現することで、 適材適所のコンテンツを 提供することができます。 |
「Beacapp」製品サイト
http://www.beacapp.com/
【ご参考】 システム構成図
