JMAS(JMA SYSTEMS Corporation) JMAS(JMA SYSTEMS Corporation)
2016年11月21日

事例から考察!スマートデバイスを活用した業務システム構築ノウハウ

「事例に見る、現場IoTシステムの作り方」をテーマに講演

日本におけるIoTへの取組実態

分科会では、製造業界のIoTへの関心や実態調査の解説をいたしました。現在、業界全般においてIoTへの関心は80%と高い関心を集めています。しかし、高い関心を集めている反面、業界間の温度差が大きく、現状、製造業界では全体的に取り組みが進んでいますが、食品業界などは比較的遅れている傾向にあります。

また、取り組みを進める中での課題点も多く、『何に取り組んだらよいのか分からない』といった声や『体制が構築できていない』といった声もありますが、課題解決に向けて、多くの企業が取り組みを開始しています。

実際に導入現場の生の声についても調査しました。

 <ポジティブな現場の声>
  ・「業界初」に意義がある。IoTにはまだ余地がありそう。
  ・使えるものは徹底的に使いたい。何ができるかではなく、何をやるか。 など

 <ネガティブな現場の声>
  ・「IoTに取り組め」と言われたが、何をやっていいか分からない。
  ・すでに設備データは取れているので、これ以上の発見はないだろう。  など

※本講演の講演資料はこちらよりご覧ください。

次のページではIoTシステムを実際に導入した、フォークリフト動線の実態を捉えるIoT基盤の構築、およびデータの可視化に成功した2つの事例となります。

次ページ:IoT × 製造業 事例1:フォークリフトの導線分析(鋳造工場、食品加工工場など)