JMAS(JMA SYSTEMS Corporation) JMAS(JMA SYSTEMS Corporation)
2014年04月14日

スマートデバイス開発におけるクラウドの役割

第1回 スマートデバイスとクラウドの相性は抜群!

本コラムでは、スマートデバイス活用時におけるクラウド環境の役割とメリットについてご紹介していきます。

今回は、スマートデバイスとクラウドの相性について解説します。

スマデバ×クラウドの相性は100%!!

スマートデバイスを活用したシステム開発では、従来型のシステム開発とは異なるいくつかの特徴があります。

スマートデバイスの特徴はクラウドの特徴とマッチします。

■スマートデバイスの特徴
・ 超短期開発
・ アジャイル開発
・ ロケーションフリー
■クラウドの特徴
・ 導入スピードの向上
・ リソースの柔軟性
・ インターネット接続が前提

 
①超短期開発と導入スピードの向上



スマートデバイスの企業内利用は急速に広まっており、スマートデバイスの優位性をビジネスに有効活用し、そのメリットをより早く実感したいと考える企業は少なくありません。そのため、短期間の開発が重要になります。
クラウドでは、ワンクリック(数分)でサーバの調達ができます。「サーバ能力だけを購入する」クラウドでは、物理的な調達工数がかからない分、飛躍的に導入スピードを向上させ、スマートデバイスの開発スピードについていけるようになりました。

②アジャイル開発とリソースの柔軟性



スマートデバイス開発では、端末操作性や利用時の環境などを考慮しながら、開発・評価・フィードバックを繰り返し行うアジャイル開発スタイルがよく採用されます。そのため、柔軟性に富んだ開発環境や開発スタイルが重要になります。
クラウドは、必要な時に必要な分だけ利用するオンデマンドな利用スタイルです。開発初期段階では最小のシステム構成とし、開発が進み機能が充実するに従い、徐々にシステムを拡張していく柔軟性を持っています。

③「ロケーションフリー」と「インターネット接続が前提」



スマートデバイスは携帯性や操作性に優れたデバイスで、「いつでも、どこでも、どんなときでも」ビジネスで利用することができます。そのため、スマートデバイスで利用するサービスは、24時間365日、安心して利用できる環境が構築されている必要があります。
クラウドはインターネットをベースとしたオープンな利用形態です。日本国内のみならず、海外でもインターネットが繋がる環境であればどこからでもクラウド上のリソースにアクセス可能です。

次のページではスマートデバイスとクラウドの最適な利用シーンについて解説します。