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2018年10月09日

スペシャリスト 菅原が、貴社のIoT化を後押しします!

AIカメラとBeacon(ビーコン)の活用<来店者行動分析>

Q:来店者行動分析をするには、AIカメラと、Beacon(ビーコン)、どちらを使うのが良いですか?

A:「インストア・マーケティング」にはAIカメラ、「パーソナライズド・マーケティング」にはBeacon(ビーコン)の利用が有効です。


AIカメラによる来店者行動のデータ化

最近、AIカメラによる来店者行動のデータ化が注目を集めています。

来店者行動のデータ化とは、来店者をカメラで捉えることで年齢層、性別、商品への興味関心、購買有無など、店舗内での消費者行動をデータ化するというものです。

このような来店者の行動分析は、古くは調査員が一定期間店舗に張り付いて記録・集計・分析・報告を行っていましたが、これは常時行うものではなく、正確性が低い場合もあるという課題がありました。

しかし、AIカメラを使用することで常時データ化が可能となり、また、売り場レイアウトの変更や商品POPを置くなどの販促効果の結果を、来店者の行動データからフィードバックすることができるというメリットもあります。

AIカメラやBeacon(ビーコン)を利用する際のメリット/デメリット

屋内での人の移動滞在のデータ化という意味では、以前ご紹介したBeacon(ビーコン)とスマートフォンアプリを使った方法(スマホとビーコンで人やモノの動きを可視化 「ヒト・モノ可視化ソリューション」)も、AIカメラを使った方法も、いずれも近いソリューションに思われるかもしれません。しかしながら、“マーケティング”という観点だと、大きく異なります。

AIカメラとスマートフォン・ビーコン

このように比較してみると、以下のようなことが分かってきます。

■AIカメラの利用
店舗内における売場のマーケティングの結果をデータとして得ることで、売場の効果性と効率性の向上を目的とするインストア・マーケティングに有効

■Beacon(ビーコン)の利用
ユーザーをデジタルとリアルの両面で理解し、顧客シェアの拡大を図ることを目的とするパーソナライズド・マーケティングに有効

位置情報も取得データに含まれるという点ではどちらも共通していますが、どちらかを選ぶというものでも、どちらが優れているかということでもなく、「データを取得する目的はなにか?」によって使い分けるのが重要なのではないかと考えます。

JMASが提供するサービス

JMASでは、豊富なモバイルアプリ開発、Beacon(ビーコン)活用、バックエンドシステムの開発構築などの実績を活かし、流通小売業のお客様へのご提案も行っております。

弊社の実績やサービスについて詳しく聞いてみたい方、ご興味のある方は、ぜひ一度お問い合わせください。

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