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2020年02月17日

BtoB EC担当者が活用方法をご紹介

【BtoB EC 基礎】売上が伸びない理由は、経済状況だけではない!景気動向から見る失敗しないECのはじめ方

皆さん、こんにちは。
JMASの加納です。

2019年は、様々なことがありました。
経済界では、増税、キャッシュレス推進による決済アプリの普及が話題となりました。他にも、世界経済や環境問題等でも、多くの国々へ影響を及ぼす程の様々な出来事がありました。

今回のコラムでは、こういった背景を踏まえて、これからECをはじめようとお考えの方に、JMASが考える失敗しないECのはじめ方をお伝えしたいと思います。

景気DIは3カ月連続で悪化、年末需要が低迷

まずは、帝国データバンクによる2019年12月の景気動向の調査報告について。

2019年は、自然災害、海外情勢、消費税率引き上げ等、様々な影響があり、景気DI(景気動向指数)は3カ月連続で悪化しました。年末需要は、消費活動が停滞し、例年と比較して低迷しています。世界経済の減速や、暖冬傾向及び燃料価格の上昇なども、低迷の要因となっているとのこと。規模別・地域別にみると、大企業、中小企業、小規模企業が揃って悪化しています。特に、大企業では5年8カ月ぶりの大幅悪化となり、中でも飲食料品や紙・文具の「卸売」、機械関連や繊維の「製造」が目立っているようです。

地域別でみると、都道府県全体で悪化しており、特に大都市である「南関東」「近畿」の2地域の落ち込みが大きいようです。

■今後の見通し

今後の国内景気は緩やかな後退が見込まれているのと同時に、海外情勢のネガティブな変化が続き、国内景気に大きく影響すると考えられます。国内だけでなく、海外動向も注視していく必要があると言っています。

BtoB EC景気DI 今後の見通し

出典:TDB景気動向調査 -2019年12月調査結果-

売上が伸びないのは経済状況のせいだけではない

EC化したけど、従来と変わらず成功していない企業を見たことはありませんか?前述の調査報告のように、経済状況の悪化、市場の低迷が原因と考えることもできます。しかし、このような背景にも関わらず世の中には業績を伸ばしている企業も沢山あり、実は、弊社のお客様の中にもEC化を成功させている企業様が存在します。つまり、成功しないのは景気だけが問題ではないということです。

BtoB EC

JMASが考える失敗しないECのはじめ方

経済事情が悪いにも関わらず、なぜ成功できたのでしょうか?成功できない企業とどんな違いがあるのでしょうか?

どんな企業様においても、業務上の不満や業務改善されていない等、様々な問題をお持ちです。こういったネガティブな要素を改善する目的でECの導入を検討した場合、失敗するケースが多いです。逆に成功するケースはというと、不満や業務改善だけでなく、将来のなりたい姿が明確で、それがチーム全体で共有されている企業です。

我々の考える、どんな背景でも失敗しないECのはじめ方とは、明確なビジョンと、一丸となって取り組める体制が重要だと考えています。

BtoB EC

われわれは、お客様との最初のディスカッションを大切にしています。

「2nd STEP」では、開発前のこのディスカッションを「課題の見える化」サービスとして提供を開始しました。本サービスでは、お客様のビジョン検討を支援しています。

これからEC化を目指す企業様に、是非ご利用いただければ幸いです。

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