導入後に見えてきた、テレワークにおける課題
みなさん、こんにちは。
ジェーエムエーシステムズの千田 美紀です。
ついに東京都では緊急事態宣言も出され、外出自粛・休業要請がしばらく続くことになりました。
これにより外出自粛などの状況に加え、経済への打撃はさらに凄まじく、テレワークを導入するなど、各企業が可能な限り政府の要請に対応した形での業務継続を実施していることと思います。
しかしながら、いざテレワークを開始してみると、「あれ?こんなはずでは?」「これはどうしたらいいのだろう?」など、個人では解決できない様々な課題が浮き彫りになってきています。
前回のコラムでもご紹介したように、弊社が提供している「KAITOセキュアブラウザ」は、仮想デスクトップ(VDI)方式のサービスと比較検討されることが多いサービスです。
そこで今回は、テレワークを始めた企業の中でも、特に仮想デスクトップ(VDI)方式を導入した企業が直面する課題を、「セキュアブラウザを活用したテレワーク」で解決する方法についてご紹介します。
テレワークを始めてみてわかる課題
しかし、いざ利用を開始してみると、仮想デスクトップ(VDI)方式でテレワークを始めた企業からは以下のような声が続々と上がってきています。
- VPNがなかなか繋がらない
- 仮想デスクトップがハングアップしてしまう
- Web会議中に接続が切れてしまう
- Google等で検索しても、なかなか検索結果が表示されない
- ファイルのダウンロードでエラーになってしまう など
これらの接続不良や速度低下は、「ネットワーク帯域幅以上のデータがクライアントPCから送られてきている」ために発生する事象がほとんどです。
このような状況になった場合、多くの人は以下のような対処をしています。
- 通信負荷の高い作業は出社して行う
- 接続時間帯を部門毎にスケジューリングし、同時接続を制限する
- Google検索等、通信負荷の高い処理はVPNを切断してから行う
しかしこれでは、社員が生産性を維持しつつ、安全に活動することが困難になってしまいます。
ネットワーク帯域負荷を下げる手段としてのセキュアブラウザ
セキュアブラウザを利用すれば、VPNや仮想デスクトップ(VDI)を使用することなく、自宅環境下のPCから直接インターネットへ接続し、安全に各種クラウドサービスを利用することができます。
また、セキュアブラウザはもともとモバイルワークのためのツールであったため、その特性から、通信データ量も仮想デスクトップ(VDI)方式に比べて、非常に少ない点もメリットです。
利用する業務システムによってツールや通信手段を使い分けることで、ネットワークに負荷を掛けることなく、生産性を維持しながら、安全な業務遂行を実現することができます。
「2025年の崖」問題 ×「新型コロナ対策」 = セキュアブラウザ
この機会に社外でも使用できなければいけない業務を再整理し、クラウドシフトへの有効な情報として活用するとともに、クラウドサービスへの安全な業務アクセスツールとして「KAITOセキュアブラウザ」が利用出来ることを覚えていただけると非常に嬉しいです!
※1:「2025年の崖」とは?
様々な理由や要因により、「2025年までにシステム刷新を集中的に推進する必要がある」と経済産業省が提言したもの。
(詳細は経済産業省の「DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開~」を参照)
ピンチをチャンスに!セキュアブラウザでテレワークを始めませんか?
弊社が提供する「KAITOセキュアブラウザ」はテレワークを始める第一歩としてお役に立てるサービスです。Webからお申込みいただくことで、今すぐ簡単に、お試しいただくことができます。
1か月間の無料トライアルも実施していますので、お客様のテレワークに活用できるか、ぜひ一度お試しください。
■サービスの詳細はこちら
■導入事例はこちら
■お問い合わせはこちら
■無料トライアルはこちら